生命保険のおすすめ商品の選び方は?

生命保険会社は現在日本に40社以上があり、その各保険会社が10商品を出しているだけで商品数は400以上にもなります。

 

世の中にはネットにしても雑誌にしてもこれらの生命保険商品のランキングを作ったり、おすすめ商品を教えてくれたりしています。

 

しかし、本当にこれらの内容だけで選んで良いのでしょうか?

 

車の一番人気の車があなたに合っているとは限らないのと同じように、生命保険もあなたにニーズに合わせて選択をしないといけません。

 

ではどのように生命保険のおすすめ商品から自分に合った商品を選んでいけば良いのでしょうか?

 

今回は、数ある生命保険商品からの商品の選び方についてです。

 

 

■環境も商品はどんどん変わる

生命保険の相談を受けると多いのが「どの商品が良いですか」という質問です。

 

たくさん商品がある中から選ばないといけないので、当然といえば当然な質問ですが、この質問に対して「この商品です」と即答できる生命保険募集人はいないでしょう。

 

なぜならあなたのニーズも変わるし、生命保険の商品も新商品の発売や商品の改定などでどんどん変わっていくからです。

 

その時々で、環境の変化を把握し、その環境に合った商品を選んでいく必要があります。

 

まずはどんどん変わっていくからその変化に対応をしていく必要があるということを理解しましょう。

 

■みんなが入っているのが良いのか?

人間は人気商品が好きです。

 

みんながやっていることは自分にとっても正しいと信じる傾向があります。

 

お店で一番人気!という札を見たり、ランキング1位と書かれていると選んでしまいます。

 

私自身も当然そのような行動を取るため全てを否定することはできませんが、生命保険は間違いなく人気商品=あなたが入るべき商品とはなりません。

 

医療保険に入ろうと思っていたが色々と確認したら会社の福利厚生で十分だったということもあるかもしれません。

 

必要保障額を計算したら、もしかしたらそもそも生命保険が必要ないということもあるかもしれません。

 

他の商品と同じで、あなたにとって必要なのかをしっかり意識してください。

 

■ランキング上位の商品が良いのか?

人気商品と同じですが、ランキングがあるとどうしてもその商品がよく見えてしまいます。

 

この商品は1位だからきっと良いんだ!と思ってしまうでしょう。

 

確かにランキングに出ている商品は販売数の多い人気商品が多数を占めています。

 

しかし、だからと言ってあなたにとって必要かはまた別な話です。

 

しつこいようですが、あなたにとって必要かが重要です。

 

■重要なのはあなたのニーズに合っているのか?

生命保険に入ろうとする方は、「生命保険が必要→どの商品が良い?」という流れになりがちです。

 

しかし、本来は「◯◯というリスクがある→どう対応しようかな?→生命保険が良い→どの商品が良い?」という流れになるはずです。

 

まずはこのリスクが何かを洗い出す必要があります。

 

リスクを洗い出した上で、以下の内容を検討して保険商品を選んでいきます。

 

保障内容

リスクに感じていることに対応できる保障内容を選ぶ必要があります。

 

「自分に万が一のことが合ったら家族の生活費は大丈夫か?」と考えいる人が全く違う保険に入ってもニーズを満たすことができません。

 

保険に入る上で一番重要なポイントになるのがこの保障内容です。

 

必要保障額

リスクに感じていることを金銭面に直していく必要があります。

 

自分に万が一のことが合ったら・・・ということに対してリスクを感じている人は、では金額にしていくらぐらいのリスクになるでしょうか?ということです。

 

すごく単純にいうと、自分に万が一のことが合ったら年間300万、10年間困るというのであれば3,000万円が必要保障額ということになります。

 

 

保障期間

生命保険は保障する期間が短いほど保険料が安く、長いほど保険料が高いという特徴があります。

 

5年しかリスクがないのに20年分も保障を持つことはありません。

 

わかりやすいのは子供の教育費などでしょう。

 

自分に万が一のことが合った場合に子供の教育費1,000万円を確保したいと思い保険入る場合には、子供の教育費がかからなくなるまでの期間、独立するまでの期間だけ保険があれば良いということになります。

 

そのリスクはどの期間なのかを考える必要があります。

 

掛け捨て型か貯蓄型か

生命保険は解約返戻金という解約をした時に帰ってくるお金がない商品を掛け捨て型と呼び、解約返戻金がある商品を貯蓄型と呼んだりします。

 

あくまで通称名で、掛け捨て保険という商品や貯蓄保険という商品があるわけではありません。

 

掛け捨て型の方が保険料が安く、貯蓄型の方が保険料が高いので貯蓄の一手段として保険を活用するのかということを考えて選択をしていく必要があります。

 

■潜在ニーズに気をつけて

潜在ニーズとは、心の奥底にあるニーズのことを言います。

 

潜在ニーズは本人がなかなか気づくのが難しいニーズで、生命保険のほとんどはこの潜在ニースに対応をする商品です。

 

潜在化しているニーズで多いのが、相続や介護のニーズです。

 

一定の知識を必要とする内容であったり、なるべく考えたくない後回しにしがちな内容が潜在化していることが多いです。

 

潜在ニーズを掘り起こすためには、人から指摘・指導を受けながら考えていくのが良いでしょう。

 

■やはりプロに相談すべき!

生命保険について検討をしているのであればやはりプロに話を聞くのが良いでしょう。

 

ファイナンシャルプランナーの資格や相続診断士などの関連資格を持っている方に相談をすると、よりお金全般・ライフプラン全般に渡って相談をすることが可能です。

 

最近はネット生保などがありご自身でネットで契約をしたいという方も多いですが、相当金融関係の勉強をした方でないと使いこなすは難しいというのが現状です。

 

ネット型生保は保険料が安いというイメージがあると思いますが、年齢帯によっては代理店や営業担当者を通した方が安い場合もあります。

 

少し構えてしまう方もいるかもしれませんが、相談をして勉強しながら話を進めていきましょう。

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