最近は生命保険の販売チャネルが多様化しています。
昔から浸透している大手生命保険日本社のセールスレディーだけではなく、男性中心のコンサルティング営業をする外資系生保、複数社の商品の取り扱いをする乗合代理店、銀行等の金融機関、街中にお店を構える来店型ショップと様々な場所で生命保険に入ることができます。
今回は、チャネルが多様化している生命保険を検討する際に気を付けたい「生命保険の選び方の3つのポイント」をご紹介いたします。
■ポイント1 数字の根拠を明確に!
まずは数字の根拠をしっかり明確にするようにしましょう。
生命保険は、あなたが万が一に被ってしまう経済的なリスクに対処するための商品です。
経済的というのは簡単に言うと金銭面のことです。
つまり生命保険をうまく選ぶためには、論理的にリスクを金額換算をしないといけません。
「何かあったらどうすの?とりあえず保障1,000万は必要ですよ」ではなく、「あなたに万が一のことがあったら、残された方は●●に対応するために、●●円必要になりますよ」ということです。
提案をしてもらう際には「この金額は何だろう?」としっかり考えて、こちらからも積極的に「なぜこの金額が必要なのですか?」と確認をするようにしましょう。
■ポイント2 人気商品・新商品に飛びつかない!
「本当にいい保険に入っているんですよ~」
保険の見直しなどの話をするとたまに言われるのがこのような発言。
実際に詳細を聞いてみると雑誌のランキング上位の商品だから良い商品だ・・・ということがあります。
ランキングで上位の商品自体は当然商品としては良い商品だと思います。
しかし、ランキング上位の商品だからあなたに最適な商品かどうかはわかりません。
生命保険の選び方で重要なのは、商品選びよりももっと手前のあなたのニーズやあなたが抱えているリスクやあなたが望んでいる未来をしっかり把握してプランニングすることが重要です。
つまりプランニングが最適であれば、商品が多少悪くても良い入り方をしていることが多々あります。
医療保険の各商品を緻密に分析して比較をして、選択をしたとしても、医療保険が本当は必要がないような状況であれば全く意味がありません。
ランキング上位の商品だからといって飛びつかないようにしましょう。
■見直しは定期的に!
しっかり数字の根拠を把握して、自分のニーズや希望も反映させたプランニングを元に保険に契約した・・・これで完璧!・・・と言いたいところですが、あくまで完璧なのは加入をしたその時点ということになります。
生命保険は一度入ってしまったらあとは継続をするだけというよりは、定期的に見直しをする必要があります。
契約をして数年経てば、あなたのニーズやリスク、希望も変わってくるでしょう。
その時々に応じて、契約の追加・解約・見直しをする必要があります。
年に1回は保険証券をもとに内容を見返すようにしましょう。
■最後に
今回は生命保険を選ぶ際に気を付けたいポイントを3つご紹介しました。
数字の根拠、ランキング上位の商品に飛びつかない、定期的な見直しをする・・・
これらのことをあなたが行うのは実は容易ではありません。
あなたにそばで親身になって考えて、提案をしてくれるプロのアドバイザーさんに定期的にお願いするのが理想的です。
なかなかこの人だ!という人が見つからないかもしれませんが、粘り強く色々な人に相談をしながら見つけましょう。