投資初心者は何から始めるとよい?

投資初心者は一体何からはじめればよいのか?

 

はじめて投資に手を出す人にとって不安が多く、こうした疑問を持つことが少なくありません。

 

今回は「投資初心者は何から始めると良いのか?」についてです。

 

■投資初心者にとってもっとも良いのは・・・

絶対に安全で確実に利益を上げられる選択肢は銀行の定期預金や個人向け国債を除けばありませんし、利益を求めれば求めるほどリスクも高くなっていくものです。

 

では投資初心者何から始めるのがもっともよいのか?という疑問の答えは「ひとりひとりの目的や予算によって違う」というのがもっとも無難な答えになるでしょう。

 

■まとまった資金を用意できるなら・・・

数百万円単位の予算が用意できる方、あるいは投資のためにローンを組むのもいとわないという方には不動産投資という選択肢があります。

 

マンション・アパートなど賃貸物件を購入したうえで家賃収入を収益にするわけです。

 

実際の物件の管理は管理会社に依頼すればやることはそれほどなく、株式市場の動向や世界の経済情勢に一喜一憂することもなく長期的に運用を続けていくことができる選択肢です。

 

ローンの支払いがある間は家賃収入を充てることになりますが、完済すれば後は家賃収入が収益にすることができるわけです。

 

投資をしたいけれどもあまりお金の仕組みやビジネス市場の動静などに興味はない方、あるいは老後の資産形成をしたい方にとくに適した選択肢となるでしょう。

 

ただ資金力が求められる選択肢でもあるので向き・不向きが出てくるのは避けられません。

 

■NISAが取り組みやすい

投資初心者向けの選択肢として挙げられることが多いのがNISAです。

 

「少額投資非課税制度」とも呼ばれ、株や投資信託などで利益・配当を得た場合、年間120万円まで5年間の間非課税になる制度です。

 

少額で投資を行っている場合、せっかく利益を上げても確定申告の際にその多くを税金で持っていかれてしまってガッカリ…といったケースも見られます。

 

所得税・住民税あわせて約20パーセントほど持っていかれる税金が非課税になるのはとても魅力的です。

 

NISAは投資初心者に向いている選択肢と言われているわけですが、一方であくまで「投資で利益を上げることでメリットが得られる」ことも注意したいところです。

 

損をした場合はメリットはないわけです。初心者でいきなり5年間安定して収益を上げ続けられるのはそう簡単なことではありません。

 

ですからある程度投資の経験を積んで利益を上げられるようになってからこの制度を利用するというのもひとつの選択肢でしょう。

 

■投資初心者は投資信託から

2010年代に入るころから選択肢が増加しているのが投資信託です。

 

多くの投資初心者にとっておそらくこれがはじめて手を出す投資の選択肢として適しているのではないでしょうか。

 

自分で投資先を選ぶのではなく、資金をプロに任せる(信じて託す)ことで運用を行っていきます。

 

プロが厳選した選択肢に分散投資の形で預かった資金を投入するため損失のリスクが低く、しかも多くの人から預かったお金を動かすので大きな取引をしやすく、うまくいったときの利益が大きくなるのも魅力です。

 

ただプロに託すので自分で勉強したり、相場を見極める目を養う機会が少なくなるので頼り切りだといつまでたっても投資初心者のまま、というケースも見られます。

 

不動産投資と同じようにあまり投資そのものには興味がなく、とにかくうまく資産形成をしたいという方に向いている選択肢となるでしょう。

 

■FXや株式投資は追々に・・・

投資や資産形成となると真っ先に選択肢に上がることが多いFXと株式投資は、初心者にとってはややハードルが高い面があります。

 

ハイリスクハイリターンの面があるため、投機性を重視して投資したい人には向いている一方、資産形成のために行う方にはちょっとリスクが高い選択肢だからです。

 

これら主だった投資初心者向けの投資の選択肢の中から複数を選んでうまく分散投資しながら運用を行っていくのがおすすめです。

 

安定性を重視するなら複数の投資信託を選んで資金を投入するのもよいでしょう。いずれにしろ元本割れをできるだけ防ぎつつ、どれだけ収益を長期的に挙げていくことができるかが初心者にとっての最大の目標となるでしょう。

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