介護はもはや自分には関係がない他人の話ではなく、介護する・介護をされる両面において全ての人に大きく関係してきています。
日本社会は高齢化が進んでおり、長寿化が進んでいます。
この長生きをするという喜ばしいことが介護や認知症などの面から考えるとリスクであるという一面もあります。
今回は、介護をする側の立場で介護をする前に知っておきたいポイントを3つご紹介いたします。
■お年寄りの体・気持ちを知る
老化は誰もが経験をすることです。
年齢を重ねることによって体の無理がきかなくなります。
また気持ちの面でも落ち込みやすくなります。
若いうちは老人がどのような体でどのような気持ちで生活をしているかを理解することは難しいと思います。
それでも誰もが年を年齢による体の変化は経験をしているはずです。
まずは老化に対する理解をする気持ちを持つようにしましょう。
■自分でできることは自分でやらせる、寝たきりにしない
介護をする上で大切なのが、なんでもかんでもやってあげないということです。
老化が進んでも、介護が必要になっても、全てのことができない訳ではありません。
自分でできることは自分でやってもらうようにしましょう。
また寝たきりの状態も避けましょう。
安静が必要であるとはいえ、安静にしすぎると自分でできることが少なくなってしまいます。
あくまでできないことをサポートするという立場を忘れないようにしましょう。
■福祉サービスを知る
高齢化が進んでいる日本社会では、福祉サービスを提供する会社も増えてきています。
また行政もより良い生活をしていけるようにサービスを提供しています。
介護サービスは自分に関係するまで知る機会が少ないですが、なるべく事前に介護のサービスを知っておくようにしましょう。
また介護保険などの仕組みもしっかり理解をしておくようにしましょう。