失敗しない生命保険の見直し方!

生命保険は一度契約をすれば何もしなくてもよい訳ではありません。

 

契約当初の人生計画が変更になっている可能性もありますし、保険会社の商品がもっと良くなっている可能性もあります。

 

しかし、やみくもにすべてを見直しすればよい訳ではありません。

 

今回は、「生命保険の見直しの方法」についてご紹介いたします。

 

■なぜ見直しが必要なのか?

「生命保険には入ってるけど入ってからずっと何もしていない。」

 

このような方は珍しくありません。

 

生命保険は率先して入りたいと思うような商品特性を持っておらず、リスクを考えたら渋々?契約をするような種類の商品です。

 

しかし、生命保険の見直しはしっかり検討をした方が良いのは間違いありません。

 

検討であって必ず見直しをするわけではない点は注意をしてください。

 

生命保険の見直しをした方が良い点としては以下の3つの点があります。

 

世の中の変化

あなたのニーズに関係なく外部の環境はどんどん変わっていきます。

 

その変化に対応をしていかないといけません。

 

例えば昔以上に介護や認知症の対策が必要となっています。

 

これは高齢化社会・長寿社会を反映して、世の中が変化をしているためです。

 

要は昔以上に長生きをするようになった、それに伴って認知症などの新たなリスクが生まれてきたということになります。

 

しっかりと外部の環境に変化をしていかなければなりません。

 

自分自身の変化

次にあなた自身の変化が挙げられます。

 

生命保険の契約時には独身であったが結婚をしているかもしれません。

 

生命保険の契約時には夫婦二人だったけど今は子供がいるかもしれません。

 

生命保険の契約時には一生涯会社勤めをしようと思っていたけど今は独立をしているかもしれません。

 

このように生命保険の契約当時に見通した将来が変化している場合があります。

 

生命保険はその当時のあなたの状況から現在と未来を考えて保険商品を選定していきます。

 

あなた自身が変化していれば必要な商品も変わっているのは当然です。

 

保険商品の変化

最後に保険商品の変化があります。

 

生命保険という商品は目に見えない商品であるためテレビや冷蔵庫のように目に見えて変化や進化を感じにくいかもしれません。

 

しかし、生命保険という商品も日々進化をしています。

 

医療保険などは10年前、5年前、現在では顕著に保障内容が変化しています。

 

しっかりと保険会社の企業努力にのっかるようにしましょう。

 

 

 

■見直しをしない方がいいケース

見直しをした方が良い理由をお伝えしましたが、次に見直しをしない方が良いケースをご紹介します。

 

お宝商品に契約をしている

生命保険会社はどんどん新しい商品を出していきます。

 

場合によっては信じられないほど良い内容の商品が販売される場合があります。

 

これらの商品は保険会社にとっては収益性が悪く良くない商品であるため販売がすぐに終わってしまうケースがあります。

 

運よくそのような商品に入っている場合には、見直しをせずに継続をした方が良いケースもあります。

 

健康状態が悪い

このケースは見直しができないという言い方の方がより適切です。

 

生命保険の契約をするためには健康状態の査定が行われます。

 

健康を害している場合には、新たに契約ができない場合があります。

 

ご自身で契約の見直しをしている場合には、すぐに解約をしてしまわないように注意してください。

 

次の保険が成立したら解約をするようにしましょう。

 

理屈が理解できない

どの業界もそうですが、顧客利益を考えずに商品やサービスを売る人は存在します。

 

そのような方は、あなたに強引に良くない商品を販売してくる可能性があります。

 

生命保険も商品である以上、必ず何か目的が明確に存在します。

 

病気が怖いから医療保険に入るとか、子供の学費を貯めたいから学資保険に入るなど・・・

 

この目的や理屈が理解できない場合には、すぐに飛びつかずにじっかり理解するようにしましょう。

 

■ライフプランを設計が見直しの方法の王道

生命保険の見直しの王道はあなたのライフプランをしっかりと設計することです。

 

5年後にこうしたい、こんなリスクがある、10年後にこうなりたいというライフプランがあるからこそその計画に合わせて生命保険の見直しができます。

 

逆に言うとこの計画がないと、その瞬間の「保険料が10円安い」など目の前のメリットで商品を選んでしまいます。

 

しっかりとライフプランを作成するようにしましょう。

 

■定期的な見直しは信頼できるパートナーと!

ライフプランを作成して、外部の環境の変化に対応し、商品知識もつける・・・これは普通はできません。

 

相当の勉強や情報収集が必要となります。

 

あなたがこれらの勉強等をできるのであればよいですが、そうでないのであれば専門家の力を借りるようにしましょう。

 

信頼できるパートナーを見つけて相談しながら見直しを進めていきましょう。