生命保険の選び方!初心者が知っておきたい3つのポイント!

「生命保険は難しい」

 

生命保険選びを始めると多くの方がこのようにおっしゃいます。

 

確かに日本には国内生保・外資系生保合わせて40社以上の保険会社があります。

 

その1社1社が、複数の商品を持ち独自性を出しているので商品数は膨大になります。

 

今回はこれから生命保険選びを始めようとしている人のために「初心者が気をつける3つのポイント」についてご紹介します。

 

■ポイント1:人気商品が必ずしも良いとは限らない

「人気商品=良い商品」

 

このような認識がある方が多いのではないでしょうか?

 

一般的には良い商品だから人気があり売れているというのは、完全に間違いということではありませんが、生命保険の場合は必ずしも人気商品が良いとは限りません。

 

もっと正確に言うと、人気商品があなたにとって良いとは限らないと言うことです。

 

日本人は、ランキングが好きな傾向があるため雑誌などの生命保険人気ランキングの上位商品に惹かれる傾向があります。

 

しかし、各商品ともそれぞれ特徴があります。

 

強みとしている部分と弱みとしている部分があり、良いところもあれば悪いところもあります。

 

すごく保障内容はいいけど保険料が高い・・・とか、保険料は払える金額だけど保障内容が足りない・・・とか。

 

生命保険は、万が一のことが合った場合にあなたやあなたの家族を金銭的な面で守ってくれる金融商品なのです。

 

あなたがどのようなリスクを抱えていて、どのぐらい現状で対応していて、今後どのようになるのかで必要な商品は変わってきます。

 

人気商品がぴったり当てはまることもありますが、そうでないケースも多々あるのでしっかり考える必要があります。

 

■ポイント2:丸投げしない!自分の頭で考えて理解する

「プロに任せておけば大丈夫!」

 

プロと相談をしながら進めていくのは良いと思いますが、プロに任せる=丸投げではうまくいきません。

 

「あなたが思う最高のプランを持ってきて。それに入るから。」と保険屋さんに言っていませんか?

 

あなたのニーズやリスクがわかるのは、あなた自身しかいません。

 

保険屋さんはあなたからのヒアリングなどを元にして必要な商品を提案してくれます。

 

あなたの商品選択の手助けはしてくれますが、最終的にあなたのニーズに合っているかを判断するのはあなた自身です。

 

全てをわかるようにするのは難しいですが、「なぜこの商品なのか?→医療ニーズを満たすから→どんな保障で?→これとそれとこの保障があるから」という根拠は最低限把握するようにしましょう。

 

当然のように感じるかもしれませんが、「なんで契約したかわからない・・・」という人があまりにも多いので気をつけましょう。

 

■ポイント3:大事なのはあなたのニーズに合っている事

前述の内容と重複をしてしまいますが、生命保険の選び方の最大のポイントは、あなたのニーズに合っているかということになります。

 

どのような商品でも、あなたのニーズが大事です。

 

テレビを買うときに「とりあえず一人で見れればいい」「家族で見たい」「家族でも使いながら録画機能も欲しい」などそれぞれのニーズで選択する商品は変わってきます。

 

「とりあえず一人で見れればいい」という方が、ランキング上位にある超大型高機能テレビを買うことはないと思います。

 

生命保険もこの点は全く同じです。

 

形がない商品であり、万が一のことが起きない限りその機能を実感するタイミングがないため考えにくいかもしれませんが、専門家に良い相談相手になっていただきじっくり考え、理解しながら進めていきましょう。

 

■追加:見直しを前提にする事

最後にもう1点お伝えします。

 

生命保険選びを始めると新商品の存在があなたの邪魔をすることがあります。

 

「あと数ヶ月でもっといい商品がでる」

 

こう言われると待ってしまいますよね・・・

 

これを繰り返してずっと無保険の方がいらっしゃいました。

 

生命保険は極端にいうと「今」さらされているリスクに対応するための契約をします。

 

どんなにしっかり考えても過去の経験を踏まえた「今」の状況から必要な商品を選択するしかありません。

 

迷って困ってしまう方は、あくまで生命保険は「今」を起点として備えを築くものであり、定期的に見直しをしながらリスクに対応をしていくということを考えてみてください。

 

迷っている間に何か起こってしまっては手遅れになりますので・・・

 

「今」を起点にしてしっかり考えて商品を選択し、未来の変化に対応するために見直しをしながら契約をしていくということを指針にすると良いと思います。